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(このコラムはユー2001年3月前半号に掲載されたものです。)
先日私の知り合いの眼科医が、眼科機器、眼内レンズの納入にからむ収賄容疑で逮捕されました。仕事の面ではとてもきっちりした先生で、そういう噂は全く聴きませんでしたので、ただ驚くばかりでした。政治の世界と同じで、同じようなことをしている人は他にもいるのでしょうけど、表に出るのは氷山の一角なんでしょうね。
Q:先日、めばちこかと思って、眼科にかかったら霰粒腫といわれ、しこりのようなものが残り気になります。どうすればいいのでしょう。
A:普通、「めばちこ」とか「ものもらい」といわれるものは、麦粒腫といわれる、細菌が感染してまぶたが化膿してしまう炎症です。麦粒腫は、はじめまばたきの際に軽い痛みを感じる程度ですが、腫れが強くなるとかなり痛みが増します。この病気は通常、化膿止めの目薬を点眼、ひどい場合化膿止めの内服を行い、しばらくして切開して膿を出せば、早期に治癒します。
霰粒腫とは、専門的にはマイボーム腺の肉芽性炎症で、細菌の感染で周囲に炎症がおこった状態を急性霰粒腫といいます。しこりのような塊がまぶたの中にあるのが自分でもわかりますが、痛みはあまり感じません。問題はこの塊が大きくなってくることがあるということです。大きくなると、痛くはないのですが、ごろごろと異物感を感じ、気持ちが悪くなります。
治療は、一般的に麦粒腫と同様、化膿止めの点眼をしてもらって、塊が自然に吸収されるかどうか、しばらく経過観察しますが、大きくなってしまった場合、もはや薬の治療は無効で、手術的に切開し塊を摘出してしまいます。この手術はそう難しいものではありませんので、大きくなって気になるようだったら、手術を受けたほうがいいでしょう。